mogmeeの日記

流れ流れて〜東京〜静岡〜兵庫〜群馬〜北海道

神戸での生活

クリスマスイブに引っ越しをし、神戸での生活が始まりました。

神戸は静岡よりもっと都会で、引っ越した先は車がなくとも生活できる場所でした。駐車場台も高い。家賃の補助はあっても駐車場代は自腹です。

会社の都合で車が必要な場所、不要な場所に住まなくてはならないのに、住む場所によって生活費も大きく変わります。

選べない=会社都合=不満は少しずつ溜まっていきます。

 

引っ越してから子どもが入園するまでの約3ヶ月は知り合いもおらず、近所の公園や、児童館などに積極的に出かけてみましたが、入園前の年齢の子は少なく、誰かと会話することもなく、子供と2人きりの毎日が少し寂しかったです。そして六甲おろしが寒かった。。

 

主人の実家は電車で帰れる距離になったのですが、義両親は必要以上に干渉してくるタイプではないので、従姉妹もいましたが、度々遊びに行くということもありませんでした。

 

神戸への引っ越しは子連れでの初めての引っ越しでした。

日中二人きりのワンオペ育児の大変さや、寂しさはありましたが、

静岡に引っ越して感じた一人きりの孤独はなく、子どもは毎日笑顔をくれるので、私にとってはとても心強い存在でした。

 

初めての関西での生活。主人が関西出身で、土地勘もあったこともとても心強かったな。

 結果神戸では1年半を過ごすことになるのですが、思い返せばとても色濃い1年半でした。

 

次回に続く〜

転勤の慌ただしさと寂しさ

転勤が決まり、引っ越しまでの一ヶ月は本当に慌ただしく過ぎていきます。

まずは一泊二日で新居を決めなければいけません。

が、この時は一度では納得が行かず自費で二度物件を見に行きました。

そして願書を提出していた幼稚園へ連絡し、手続きを行い、同時に引っ越し先での幼稚園探し。

静岡であれこれ悩んだ幼稚園選びも、神戸では新居から一番近いところにとりあえず連絡を入れ、受け入れてもらえたので、そのまま入園を決めました。

後から知ったのですが、この幼稚園はかなり人気で、毎年願書をもらうために並んだりするそうです。同じように転勤等で空きが出たため、受け入れてもらうことができたようで、ご縁があって本当に良かった。見に行って納得して決めないと不安だ、という人もいるかもしれないいけれど、自宅から近く徒歩で登園という点は大きなポイントでした。

私自身こだわりがそこまでないというのもあるけれど、引っ越しという大きな変化に加えて、見知らぬ土地で幼稚園を一から選び直すというのは大変な労力を要すると思います。

引っ越しがなければしない苦労ですよね。

 

そして、新居も決まり、幼稚園も決まり、仲良くしていた知人に知らせます。

近所で子ども同士が赤ちゃんの時に知り合い、家族で仲良くしていた友人が、最後に食事でも、と自宅に招いてくれました。

が、なんと子どもが3歳にして突発性発疹にかかり、食事会は中止。

とてもよくしてもらっていたので残念でしたが、引っ越し当日も会いにきてくれて、見送ってくれたなぁ。子どもがバイバイ、としばらく大きな声で叫んでいてくれたのをよく覚えています。

荷物の搬出が終わって、空っぽになった部屋を見る時、友人が見送ってくれる時、本当になんとも言えない切ない気持ちになります。

初めての転勤、初めて母になり、初めてを子どもとたくさん経験した場所。

思い出がたくさん詰まった静岡に別れを告げて、新たな場所へ旅立つのでした。

二度目の転勤

静岡での生活にも慣れ、子供は3歳になり、幼稚園も決まりました。

希望の幼稚園の願書をもらう為に、夫は夜中から並んでくれました。

そろそろ転勤かも…転勤になったらどうしよう…と少しの不安はありましたが、

悩む暇もなく決めなければいけないことはやって来ます。

願書用の写真を撮り、(スマホだけど)しっかり記入し提出もしました。

その年の10月には幼稚園も決まり、あとは入園を待つのみ、という状況でした。

 

夫の会社は1月と7月に人事異動があります。内示が出るのは約一ヶ月前。内々示がその少し前に出ます。なので、1月に異動があれば11月末頃にわかります。

一年に2回そわそわする時期がやってきます。3年を過ぎるとそろそろかな、と。

 

そして、この年の11月に、二度目の転勤が決まるのです。

転勤先は兵庫県神戸市=本社です。

この頃は仕事ぶりを評価されての栄転だ、なんて周りからも言われて、本社に入れば転勤は少なくなると聞かされていました。例えば大阪へ異動になったとしても神戸から通えるので、10年近く関西で過ごすことになることもあるのでは…なんて。

 

いつかは来ると分かっていた転勤、それも本社。子供は幼稚園に入る前だし、いいタイミングかもしれない、と。憂鬱な気持ちより、頑張らなきゃと前向きな気持ちもあったと思います。

 

今なら分かります…確かなことは何もないってこと。

 

初めての子連れでの引っ越し、住まい探し、幼稚園探し、先のことはわからないけど、とにかくがむしゃらに頑張るしかありません。

その間約1ヶ月。怒涛です。1ヶ月後には静岡を離れ、神戸へ。

 

まるで静岡で過ごした素晴らしい4年間が幻だったかのように、容赦無く旅立ちの日は来るのでした。

静岡に住んだら

初めての転勤で、4年を過ごした静岡市

初めて車を購入し、子供も生まれ、生活が一変しました。

静岡市にいる間訪れた場所を記録したいと思います。

バスや私鉄も充実しているので、不便はしませんが、車があると楽しみは倍増します。

子供の通院や、雨天での移動、運転は今でも苦手ですが、やはり車の便利さを知ってしまうと手放せません。特に子連れ、地方での生活では重宝します。

一家で2台持ちの家庭も多かったので、静岡も車社会だったのかな。

公園や児童館、子育て支援センターなど、子供が生まれてからは特に車で移動することばかりでした。

 

久能山東照宮三保の松原日本平動物園

川根本町でトーマス機関車に乗ったり

清水港に来る自衛隊の艦船に乗ったり、

伊豆、熱海、足を伸ばしてお隣山梨県への旅行

千葉のディズニーランドや横浜にも日帰りで行ったり、

子供が遊べる公園や施設もたくさんあった。

夏はあちこちで花火が上がり、お祭りがあって、川の学校も楽しかった。

さわやかのハンバーグは美味しかったし、ミカンだけじゃなくイチゴも美味しかった。

 

子供がいたおかげもあって、地元のママ友、転勤族のママ友もたくさんできた。

静岡でできた転勤族のママ友は今でもたまに連絡を取ります。

初めての転勤が静岡で本当に良かったな。

 

そう思えるのは離れてこそなのかもしれないけど…。

出会いの数だけ別れもあることを、この後の転勤で思い知らされるのですが…。

 

もし静岡に転勤が決まって、このブログを見る人がいたならば、

胸を張って静岡は超おすすめ!と言える場所です。

 

振り返ると本当に充実していたのだな。 

 

次回は二度目の転勤について書いていきます。

静岡での暮らし

初めての転勤で、4年住んだ静岡市

 

静岡は人も気候も穏やか!

というCMがありました。まさにその通りで、

穏やかで親切な人が多かったように思います。

物件を探す際に、静岡市は海と山に挟まれていて、平地が少ない為、平地の土地が高い=賃料が高いというようなことを聞きました。

また、物価もこれまでの転勤で住んだ中では一番高かったように思います。

駿河区葵区に住みましたが、比べると葵区の方が高めでした。

 

最初は駅まで歩いて行ける駿河区内に住んでいました。

自転車や徒歩で、駅前、スーパー、ハローワークなどへ足を運んでいました。

知り合いもゼロ。仕事もしていないので、夫が仕事に出かけてからはずっと一人。

家事してテレビ見て、一人でランチ。家族や知り合いに寂しいと度々連絡していました。

この頃は独身の友人も多かったのと、関東からも行きやすかったのもあって、友人たちが度々遊びに来てくれました。

自由だけど寂しい。夫が出張の日は特に寂しいし、少し怖い。そんな毎日を過ごす中、私のお腹の中に最高の相棒が来てくれました。

これから始まる転勤生活が寂しくないように来てくれたんだよなぁ。

ありがとう。

 

生活に不便はなかったけれど、やはり車社会な面もあって、静岡で初めて車を買いました。

ペーパードライバーでしたが、ここから車生活が始まります。

子供が生まれてからは、車必須でした。

子供のおかげで、知り合いが増え、楽しみが増え、世界が広がり、引っ越したばかりの寂しさが嘘のように消えました。

今でも戻りたいと思うくらい、本当に充実した日々でした。

 

次回は静岡生活で訪れた場所、おすすめの場所について書こうと思います。

(静岡生活の振り返りが止まらない…!)

転勤生活*静岡編

初めての転勤先は静岡県静岡市

私は南東北、主人は関西出身です。

静岡市はお互いの実家のちょうど中間地点にあたる場所。

静岡といえば、お茶、みかん、富士山、ちびまる子ちゃん。。えーと。。

伊豆や熱海、御殿場などは観光地として有名ですが、静岡市とはどんな場所なのか、全く未知からのスタートでした。静岡出身の友人が何人かいましたが、沼津、三島、富士宮など、静岡より東エリア出身者ばかりでした。

そうです、静岡県は広い。

東海道新幹線の駅が6駅もあります。が!静岡にのぞみは止まらないのです。

東北へ帰省するのも、関西へ帰省するのもひかりを利用するため、なかなか時間がかかっていました。

のぞみの役割は東京・名古屋・大阪の三大都市を移動する人の輸送。

三大都市に比べると静岡の利用客は少ないことから、静岡には止まらないのだそう。

これも住むまでは知りませんでした。

 

とはいえ、静岡の駅に降り立って思ったことは、意外と栄えている!

人口約70万人の政令指定都市で、県庁所在地でもあります。

駅もほどほどに大きく、駅ビルに地下街、丸井に伊勢丹松坂屋もあります。

そこそこに都会です。ですが、東京程の人混みはありません。

海側の駿河区、山側の葵区、旧清水市清水区の3区から成り、バスに私鉄(静岡鉄道=静鉄)、車がなくても駅周辺なら便利です。

 

静岡には約4年住みました。初めての転勤で思い入れもあるので、もう少し静岡での暮らしについて書こうと思います。

(次回へ続く〜)

 

初めての転勤

その日は突然やって来ました。

いつも通り出勤し、仕事をしていると、主人から先輩社員が転勤かもしれないと何気ない連絡が。(LINE)

えー、びっくりだねー。

この時点ではもちろん他人事です。

程なくして

先輩じゃなくて俺だったわ

・・・

!?

えー!えー!えー!?

言葉にならない初めての気持ち。

心臓がバクバク。

そして、あれよあれよと転勤先の住まいを決め、仕事を辞め、友人に別れを告げて

あっという間に私は専業主婦へ。

こんなふうに突然生活が一変するのが転勤族。

実は専業主婦は憧れでした。仕事への執着心もない私は、

あっさりとキャリアを手放し、主人について行くこと決めたのでした。

初めての赴任先は静岡県静岡市

夫婦共に縁もゆかりもない土地で、初めての転勤生活が始まったのです。